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これが年功序列型賃金の年収推移です。

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年功序列型の賃金体系

現在の職場というのは、年功序列型の賃金体系です。
昇給もほぼ確実に行われ、賞与も正職員であればほぼ同じ倍率で支給されます。

従って、基本的には年収が前年を割ることはないのですが、残業時間や住宅手当、扶養手当の影響で前年を下回るということもあります。

鹿児島県の中小企業の中でも財務的にはかなり良い数字を出している方だと思います。

昇給額について

昇給額についてですが、
これについては、公務員のような俸給表は存在しません。しかし、年齢給や勤続給というものが給与規定で定められています。年齢給は年齢が若いほど金額が高くなっていて、ある一定の年齢、勤続年数に達すると打ち切りとなります。そして、この年齢給、勤続給とは別に純粋な昇給が行われます。
自分(1987年生まれ)は、年齢的にこの給与規定で定められている部分が手厚くなっているため、昇給は4,000円近い金額です。

人事考課も昇給額を決定する際、考慮されるということになっていますが、どの程度差が付くのかは分かりません(もしかしたら、差はないのかも・・・)。

実際の年収の推移がこちらです。

年度 勤務年数/年齢 年収 残業時間

賞与
夏/冬/決算

基本給/
昇給額
売上高 純利益
2012 1年目/
25歳
159.2万円 約70時間 0/
約27万円
16.5万円/0    
2013 2年目/
26歳
310.5万円 110時間 35万円/
44万円
16.5万円/0    
2014 3年目/
27歳

308.7万円
61時間 34万円/
42万円
16.94万円/
4,400円
   
2015 4年目/
28歳

302.2万円
23時間 35万円/
40万円
17.28万円/
3,400円
   
2016 5年目/
29歳

330.4万円
138時間 37万円/
44万円
17.66万円/
3,800円
   
2017 6年目/
30歳

345.4万円
123時間 38万円/
47万円/
15万円
18.04万円/
3,800円
19.0億円 2.4億円
2018 7年目/
31歳
353.8万円 120時間 39万円/
48万円/
15万円
18.42万円/
3,800円
19.2億円 1.8億円
2019 8年目/
32歳
    41万円 18.76万円/
3,400円
   
               

ボーナスが大きい

今の職場の特徴として、

・毎年、定期昇給により基本給が上がる。
・ボーナスが大きい
・残業時間は少ない。

といったことが挙げられます。
地方の中小企業としては、年功序列型の賃金を低くはない水準で維持できているのではないかと思います。ただ、昇給の絶対額が大きいわけではないので、ボーナスや年収が大きく増加しているわけではありません。

しかし、ボーナスや退職金の算出の最も大きな要素となる基本給が上がり続けることが、一般的な中小企業とは大きく異なるところだと思います。中小企業の半分以上は基本給を上げずに、何らかの手当を上げているのではないかと思います。そうすることで、業績悪化時に速やかに人件費をカットしたり、ボーナスや退職金を抑えることができるからです。
そのため、普通の中小企業であれば、月給は増えていくけど、ボーナスは入社時と変わらないといったことも当たり前にあると思います。

こういったことから、自分の今の職場は、他の中小企業と比べて月給は多少低いけど、ボーナスは大きいのではないかと思っています。これが公務員となると、月給もボーナスも大きいとなるんでしょうね。それと引き換えに公私ともに色々な縛りがあるのでしょう。

他人の収入を知って冷静になれる

ご自身の収入と比べてどうでしたでしょうか。
自分は月々の手取りは20万円超えたことはありません。
鹿児島で年収400万円を超えるのは難しいと聞きます。この話は鹿児島に限ったことではないだろうと思います。

サラリーマンの多くは中小企業に勤務しています。だから、多くの人が自分の収入に満足していないのではないかと思います。そんななかで、平均年収を検索してみると意外に高い、下手すると同年齢の平均年収と100万以上差がついているということもあります。自分がそうです。

繰り返しますが、自分の勤務先は絶対に悪い職場ではないです。有休の取りやすさなどの職場環境を見てもかなり優良な職場であると言えます。
共働きでないとやってはいけないのですが、悪くはない生活をしていると思います。定期的に歯医者に通ったり、ジムに通ったり、普通車を2台所持していたり、3人家族で3LDK(家賃6万円台)のアパートに住んでいたり、安いけど旅行したり・・・。


悪くもなく良くもない平均的な生活をしているからこそ、自分の収入を見て、同じくらいだとか、自分の方が稼いでた、あるいは自分の方が収入が少ない、だから自分は平均的なんだなとか平均よりちょっと下だな、といった指標になるのではないか、と思いました。
給料は金額に関わらず、満足することは難しいと思います。600万円からは不満がなくなるというような話を聞きますが、中小企業に勤務する以上ハードルの高い数字です。
だから、私の収入より上の人はとりあえず満足してください。私より少ない人は、勤務先の経営状況を分析してみてください。私の勤務先と比較して良い業績を出しているのに少ないのか、それともやはり会社の業績が私の勤務先ほどは良くないのか。良くなければ、納得してください。良いのに私より年収が低いのであれば、何故低いのか探ってください。
皆様の給料も私にお教えください。そうやって、どんどんリアルな中小企業の年収を浮き彫りにしていきましょう。会社の業績と照らし合わせて、良いだの悪いだの盛り上がれたら良いですね。

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